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前回の配信では「価値観とは何か?」という話をしました。
今回はその中でも、「目的」というテーマにフォーカスを当てます。
価値観の64項目の中には、「人生における目的」というカテゴリがあります。
これは、日々の行動や選択にどんな影響を与えるのか?
目的を持つことの意味や、目的の捉え方について 深掘りしていきます。
目的は必要?それともなくてもいい?
オオハタエリ:「目的は大切だけど、一直線ではない」
オオハタエリは、
「目的があることで動きやすくなる」と感じているものの、
「一直線に進むタイプではない」と話します。
- 目的がないと動けない場面もある
- でも、目的に向かって一直線に進むというよりは、興味やワクワクを大事にしている
- 時には寄り道をしながら、結果的に目的にたどり着くことが多い
この考え方は、「目的が絶対に必要」というよりも、
「目的はあると良いけれど、柔軟に考えてもいい」 という視点に近いですね。
アクティ:「目的は議論や行動の基準になる」
一方で、アクティは「目的はすごく大事」と考えています。
- 目的がないと、議論や行動がブレやすい
- 目的を定義することで、何をするべきかが明確になる
- 目的が決まっていると、迷ったときに戻る場所ができる
例えば、「今日はこの話をする」と決めていれば、
途中で話が脱線しても、最終的にそこに戻ることができる。
つまり、目的があると、方向性を持って進める ということですね。
目的の捉え方は人それぞれ
目的を最優先にしない生き方もある
オオハタエリの話の中で出てきたのが、
「目的に縛られすぎると、楽しさが減ることもある」という考え方です。
- 目的を強く意識しすぎると、周り道を楽しめなくなる
- 逆に、目的がありつつも、途中で発見したものに興味を持つことも大切
- 「その場の流れで動く」ことも、目的の一つの形 ではないか?
つまり、「絶対にこうしなきゃ!」という目的の立て方ではなく、
「柔軟に変わる目的」もあるという話です。
目的があると、行動に納得感が生まれる
アクティは「目的があると、行動に納得感が生まれる」と話します。
例えば、「今日はこの仕事をやる」と決める と、
その仕事に対しての納得感が生まれる。
逆に、何の目的もなく動いていると、
「これでいいのかな?」と不安になりやすい。
「目的を持つことで、その瞬間の行動が意味を持つ」
というのがアクティの考え方です。
目的を持つことで、自分の行動をコントロールできる
「相手に決められた目的」ではなく「自分で決める目的」
アクティが例に出したのが、ピザ屋の配達の話。
例えば、1時間に3件配達するのが標準のノルマだったとしても、
「自分は5件配達したら面白いかも?」と考えたとします。
この考え方のポイントは、
「相手に決められた目的」ではなく、「自分で選ぶ目的」を持つこと。
- 会社のルールでは「1時間に3件配達」
- でも、自分で「5件できたら面白いかも?」と思ったら、それを目的にできる
こうすることで、「やらされる仕事」ではなく「自分で選んだ仕事」 という感覚になり、
モチベーションや納得感が変わってきます。
目的を持つことで「自分の意思で動ける」ようになる
「目的があると行動しやすい」と感じるのは、
「自分の意思で動いている」 という感覚が生まれるから。
例えば、
- 「今日はこれをやる」と決める
- その目的に向かって行動する
- 予定通りにできなくても、「目的があるから進める」
目的を持つことで、
「なぜ自分がこれをやっているのか?」 が明確になる。
結果的に、
「ただなんとなく過ごす」よりも充実感が生まれる ということですね。
目的は「自立」とも関係する
目的を持つことで「自立」が促される
今回のテーマである「目的」は、
価値観の8つのカテゴリのうち「自立性」に分類される ものです。
アクティは、「目的を持つことは、自立性の強化につながる」と話しました。
- 目的を持つことで、自分で考えて行動できるようになる
- 「誰かに決めてもらう」のではなく、「自分で選ぶ」ことが重要
例えば、
「やることを指示される」ほうが楽な場合もあるけれど、
それだと「納得感」が得られにくい。
「自分で決める」ことで、自信につながり、
最終的に 「自分で考えて行動できる人」 になる。
まとめ:「目的を持つこと」は、人生の指針になる
今回の話を整理すると、
- 目的があることで、行動に意味が生まれる
- 目的の捉え方は人それぞれ(一直線に進む人もいれば、寄り道を楽しむ人もいる)
- 目的は「やらされるもの」ではなく、「自分で決めるもの」
- 目的を持つことで、自立性が高まり、納得感のある行動ができる
次回は、価値観の「自立性」カテゴリの中から 「合理的な考え方」 について深掘りしていく予定です。
「目的」の次に、「どう考えるか?」を掘り下げていきます。
次回もお楽しみに!